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本を貪るのは好物のカシューナッツを食べるのに似ている

エビ中のピアノアレンジ動画

 拙い演奏で恐縮ですが、エビ中こと私立恵比寿中学の楽曲をピアノ用にアレンジ・演奏した動画をYoutube上に3曲アップロードしています。

 

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 昨日気付いたのですが、いくつかコメントも頂いていたようでありがとうございます。本当に個人的な趣味の延長でしかないので、アップロードするかどうか迷ってはいたのですが、楽しんでくださる方がいらっしゃって良かったです。

 クラシックピアノをやっていた人間なので、どうしてもこういう弾き方になってしまいます。特に「泣いてしまった」というコメントを頂いて、子どもの時から学校でピアノを弾くと女子が泣き出してしまったことがあったのを思い出して、腑に落ちました。バラード調のアレンジが得意なんだろうと自覚しているので、しっとりとバラード調にアレンジするのが向いているのかなあ、と思います。(楽譜に音を落とし込む作業は数学的な計算に似ていて、あまり主観が介在しない行為であるので、先日のエントリの話(文学作品は本来、書き出しと終わりが絶対的に疑いようがなく定められていて、中身は論理的演繹の産物にすぎない)とも共通するのだろう、と思ったりしました。)もともと、幼少期からドビュッシーラヴェルなどのフランスの印象主義作品を好んで弾いていましたので、弾き方やアレンジなど多くの面で影響を受けていると思います。

 いまのところは実験的にエビ中のアレンジ動画だけを載せていますが、もともとは学生時代にナンバーガールの「透明少女」や「OMOIDE IN MY HEAD」、椎名林檎の「モルヒネ」「ギブス」「ポルターガイスト」などを自分流にアレンジしたのがきっかけでした。ナンバガは(エビ中と同じで)そもそもピアノ用楽譜が存在しないので、コードから作り込むのが大変だったのを憶えています。)勿論、ナンバガや林檎さんの曲は、たいていピアノで弾けます。(高校の文化祭でも、バンドの一環で、「透明少女」「真夜中は純潔」「正しい街」「茎」などを弾いたりしていたので。

 ちなみに、アレンジ動画のうち、「スターダストライト」だけはピアニストをしている友人の家で録らせてもらったものです。ヤマハ製のグランドピアノを弾かせてもらいました。(ほかの2曲については、自宅にあるカワイ製のアップライトを使っています。)歴然たる音色の違いがお分かりかと思います。この時がいちばんきれいな音で録れました。ただ、友人の家のピアノ椅子が妙に軋むもので、耳障りな音が入ってしまっておりますが……。

 じつは、「なないろ」(バラードver.)も1年くらい前にアレンジして弾いていたので、需要があればそのうちアップロードしたいと思っています。