朗読
新潮社から2001年に発売されたCD。佐野史郎の朗読が何ともいえず、湿った静かなトーンの粘り気のある朗読で、独特の変態性や不気味さを感じさせる。「押絵ー」の方で、たとえば、老眼鏡を逆さに覗いた時の「いけません、いけません」という老人の台詞や、…
東芝EMIから2006年に発売された内田百閒傑作集。内田朝雄の渋くて落ち着いた声が百閒の世界観にマッチしていて、何ともいえない。その一から六まで全て耳を通したが、その四の「昇天」の朗読だけは別格だという気がする。何十回と繰り返し聴いて、もはや…
ここ数年、文学作品の朗読のCDなどを積極的に聴いている。特に車を運転している時など、SDカードに音源を保存しているので、MUSIC STOCKERというナビのモードで朗読を流すことが多い。せっかくなので、好きな朗読について紹介したい。 中学生あたりに手…