万有回

主に趣味の読書について綴っていければと思います。「昭和の残り滓」といわれる世代。

自然

展勝地の桜

知人から誘われ、展勝地へ花見に行く。桜は満開で、誰もがみな顔を見上げて歩いていた。 展勝地は何度か訪れているが、堂々と咲き誇った桜が連なり、人間の頭上を覆いつくすという光景は圧巻である。しかし、子どもの頃から私は、花を愛でるにもそれなりの流…

万寿山の草花

知人と早春の万寿山を散策した。不安定な天候で、雨がポツリポツリと降っては止んでいた。 やまゆりの宿の敷地を抜けていく緩やかなルートを択んだけれど、登り始めてからすぐに足元に芹葉黄蓮や猩々袴が咲き乱れているのに気づく。他にも、岩団扇、三角草、…

馬酔木の花

昼過ぎに公園を散策してみると、あちこちで馬酔木の花が咲いていた。白く可憐な花が房状に重なり合い、樹々を覆っている。山茱萸の黄色い花も咲いていて、春に咲く黄色い花のなかで先陣を切る姿は潔く思えた。ふと斜めに光が差し込むと、明るく鮮やかな黄金…