万有回

主に趣味の読書について綴っていければと思います。「昭和の残り滓」といわれる世代。

文庫

山野浩一『X電車で行こう』

先月、山野浩一氏が逝去したことを知る。数年前からブログを拝読していたので、抗癌剤治療を続けておられたことは存じ上げていた。主に競馬評論の世界で著名であり、作家としては寡作であったが、彼の作品は今でも全く色褪せない傑作である。個人的には文学…

伊藤整『日本文壇史16―大逆事件前後』

久しぶりに1日丸ごと休みだったので、スコーンを作ってみたりした。近くに住んでいる従妹の家に行く用事があったので、その従妹に差し入れすることに。従妹は高校で教鞭を執っているのだけれど、20代後半の女性の部屋とは思えないほどメカメカしている。何…

中勘助『蜜蜂・余生』

休日にビアガーデンで頼んだ、白身魚フライ付きのカレー。カレーと白身魚のフライの組み合わせは初。 白身魚にスプーンを入れると衣はサクッとして、身はふっくらとして柔らかく、ほんのりと甘味も感じる。肉よりも上品で、海の香りも広がるので、個人的に肉…